門の所まで戻ったけど、当麻くんには会わなかった。
ケータイにも連絡ナシ。
まさか……ホントにバイトに行っちゃった?
もう一度来た道を戻ろうとしたら、肩をポンとたたかれた。
「当麻くんっ?」
「……いや、違うけど。つーか、間違えんなよ」
うわ……最悪。
悠馬くんだし。
ムシしてスタスタ歩くと、あとをついて来る。
「なぁなぁなぁ、当麻先輩、知らね?」
「知らないし、私も探してるんだけど」
「マジ? オレのが先約だから。朝約束したん聞いてたろ? 噂の美少女探し」
そう言えば、そんなこと言ってたような。
「当麻くん、興味ナイって」
「知ってる。でもさ、目の保養に……」
「あっそう。私で十分だって」
ムカついたから、適当にそう言ったら、本気で笑われた。
「ブッ、それマジで言ってる?」
「……冗談だよ。どーせ私はメイクしないと見れませんし?」
クリスマスのときに、
レナのイトコのヒロキさんにメイクしてもらった日のことを思いだす。
そう言えば、散々悠馬くんにヒドイこと言われた気がする。
ケータイにも連絡ナシ。
まさか……ホントにバイトに行っちゃった?
もう一度来た道を戻ろうとしたら、肩をポンとたたかれた。
「当麻くんっ?」
「……いや、違うけど。つーか、間違えんなよ」
うわ……最悪。
悠馬くんだし。
ムシしてスタスタ歩くと、あとをついて来る。
「なぁなぁなぁ、当麻先輩、知らね?」
「知らないし、私も探してるんだけど」
「マジ? オレのが先約だから。朝約束したん聞いてたろ? 噂の美少女探し」
そう言えば、そんなこと言ってたような。
「当麻くん、興味ナイって」
「知ってる。でもさ、目の保養に……」
「あっそう。私で十分だって」
ムカついたから、適当にそう言ったら、本気で笑われた。
「ブッ、それマジで言ってる?」
「……冗談だよ。どーせ私はメイクしないと見れませんし?」
クリスマスのときに、
レナのイトコのヒロキさんにメイクしてもらった日のことを思いだす。
そう言えば、散々悠馬くんにヒドイこと言われた気がする。