「バカって……自分だって着てナイくせにっ」
「オレはいーの、体温高いから。……今から、どっかであっためてやろっか?」
「もうっ、言い方がいちいちエロいんですけど!」
「エロいっつーか、まんまだろ。な、『一緒に頑張る』つったよな。
先に帰るフリして、外泊すっか?」
「しませんからーっ」
当麻くんは、私に頬ずりしてくる。
さっきのは冗談だったみたいで、
当麻くんはしばらく私を腕の中に入れて、温めてくれた。
うわぁ、ホントに体温高いんだね。
顔も、手も、心も……
当麻くんと一緒にいたら、あったかいよ。
当麻くんの心がいつでも温まるような、
そんな存在に、私もなれればいいな。
寒空の中、過ごしたバレンタインは、
クリスマスのときとは、またちょっと違う意味で、
思い出に残る夜になった。
「オレはいーの、体温高いから。……今から、どっかであっためてやろっか?」
「もうっ、言い方がいちいちエロいんですけど!」
「エロいっつーか、まんまだろ。な、『一緒に頑張る』つったよな。
先に帰るフリして、外泊すっか?」
「しませんからーっ」
当麻くんは、私に頬ずりしてくる。
さっきのは冗談だったみたいで、
当麻くんはしばらく私を腕の中に入れて、温めてくれた。
うわぁ、ホントに体温高いんだね。
顔も、手も、心も……
当麻くんと一緒にいたら、あったかいよ。
当麻くんの心がいつでも温まるような、
そんな存在に、私もなれればいいな。
寒空の中、過ごしたバレンタインは、
クリスマスのときとは、またちょっと違う意味で、
思い出に残る夜になった。