「どした? 流星さんを香純さんに取られたみたいでショック?」
「まさか……」
1階への階段をおりながら、ふたりの行方が気になって仕方がナイ。
うまくいってたならいいんだけど。
う、わ。
今度は1階のカウンターの脇で、月ちゃんと鶴くんがしゃがみこんでしゃべってる。
顔、あんなに近付けちゃってー。
なんだか、みんなテンション高くなってる!?
「な。オレらだけじゃねぇの。バレンタインだしな?
ちょっとぐらいハメ外してもよくね?」
「……きゃっ」
当麻くんは階段をおりている途中で、私にキスしようとしてくる。
「あんだよー、よけんなよ」
「ハメ外すって……いつも通りだし!」
「ははっ、バレた?」
「もうっ!」
この喫茶店の最後の日だから、湿っぽくなるかなと思ったけど、
当麻くんが、楽しそうでよかった。
「まさか……」
1階への階段をおりながら、ふたりの行方が気になって仕方がナイ。
うまくいってたならいいんだけど。
う、わ。
今度は1階のカウンターの脇で、月ちゃんと鶴くんがしゃがみこんでしゃべってる。
顔、あんなに近付けちゃってー。
なんだか、みんなテンション高くなってる!?
「な。オレらだけじゃねぇの。バレンタインだしな?
ちょっとぐらいハメ外してもよくね?」
「……きゃっ」
当麻くんは階段をおりている途中で、私にキスしようとしてくる。
「あんだよー、よけんなよ」
「ハメ外すって……いつも通りだし!」
「ははっ、バレた?」
「もうっ!」
この喫茶店の最後の日だから、湿っぽくなるかなと思ったけど、
当麻くんが、楽しそうでよかった。


