戸惑ってる間に、当麻くんは部屋の扉をそっと開けた。
……うわ、真っ暗だよ。
部屋の中は電気がついてなくて、なにも見えない。
それなのに、当麻くんは私の背中をグイグイと押してくる。
「なんにも見えないよ?」
――パタン。
……えっ?
静かに閉められる扉。
沈黙と暗闇に襲われた。
「や……ヤダ。当麻くん? いるよね」
まさか私だけこの部屋に入れたとか、ナイよね!?
当麻くんがいるだろう場所を、手探りするけど、手は空をきるだけ。
だんだん不安になってくる。
「……ねぇ、いたら返事して?
どこ? 電気つけて?」
「なにビビってんだよ。オレ、ココにいるぜ?」
「……えっ?」
当麻くんの声が部屋のすみで聞こえたかと思うと、
ジャッと、勢いよくカーテンを引くような音が聞こえてきて、
正面から、小さな灯りがたくさん見えた。
「うわぁー……キレイ!!」
……うわ、真っ暗だよ。
部屋の中は電気がついてなくて、なにも見えない。
それなのに、当麻くんは私の背中をグイグイと押してくる。
「なんにも見えないよ?」
――パタン。
……えっ?
静かに閉められる扉。
沈黙と暗闇に襲われた。
「や……ヤダ。当麻くん? いるよね」
まさか私だけこの部屋に入れたとか、ナイよね!?
当麻くんがいるだろう場所を、手探りするけど、手は空をきるだけ。
だんだん不安になってくる。
「……ねぇ、いたら返事して?
どこ? 電気つけて?」
「なにビビってんだよ。オレ、ココにいるぜ?」
「……えっ?」
当麻くんの声が部屋のすみで聞こえたかと思うと、
ジャッと、勢いよくカーテンを引くような音が聞こえてきて、
正面から、小さな灯りがたくさん見えた。
「うわぁー……キレイ!!」


