目が覚めると あたしの視界には真っ先に善が入ってきた 「ひぁっ」 へんな声を出しながら起きたあたしは善と思いっきり おでこをぶつけた 「ってえぇぇ!!んだよ、いきなり起きやがって」 「ご、ごめん……」 あたしは小さくなって下から善を見る そうすると、 善は耳まで赤くして言い放った 「だぁから、そういう目ェすんな、バカ」 「バカじゃないもん……あれ…月子ちゃん達は?」 「お前心配して医務室まで氷とりに行った」