「これからさ、稽古に参加させてもらおうと思って。あたしについてくれてる人も、そのほうが楽しいだろうし」
「花嫁修業をする気は、さらさらないわけですね。朱夏様らしいですけど」
笑いながら朱夏の身体を大きな布で包み、アルは濡れた髪を絞った。
「さぁ朱夏姫様、こちらへどうぞ」
セドナに促されて椅子に座ると、何人かの侍女が寄って集って髪を梳いたり、顔をマッサージしたりする。
何人もの侍女に、一度に世話されるというのは、どうも慣れない。
が、人数が多いだけに、長くかかることもなく、程なく解放される。
最後にセドナが柔らかい夜着を着せ、朱夏は寝台に倒れ込んだ。
「お疲れですか? 何か、お茶でも淹れましょうか?」
アルが声をかけるが、寝台に突っ伏したまま、朱夏はふるふると首を振った。
「久々に動き回ったから、疲れちゃった。もう寝るわ。おやすみ」
「では、居間のほうにはわたくしもセドナ様もおられますので、安心してお休みください」
灯りを消し、アルが出て行く。
少し目を瞑っていただけで、朱夏はあっという間に眠りに落ちていった。
「花嫁修業をする気は、さらさらないわけですね。朱夏様らしいですけど」
笑いながら朱夏の身体を大きな布で包み、アルは濡れた髪を絞った。
「さぁ朱夏姫様、こちらへどうぞ」
セドナに促されて椅子に座ると、何人かの侍女が寄って集って髪を梳いたり、顔をマッサージしたりする。
何人もの侍女に、一度に世話されるというのは、どうも慣れない。
が、人数が多いだけに、長くかかることもなく、程なく解放される。
最後にセドナが柔らかい夜着を着せ、朱夏は寝台に倒れ込んだ。
「お疲れですか? 何か、お茶でも淹れましょうか?」
アルが声をかけるが、寝台に突っ伏したまま、朱夏はふるふると首を振った。
「久々に動き回ったから、疲れちゃった。もう寝るわ。おやすみ」
「では、居間のほうにはわたくしもセドナ様もおられますので、安心してお休みください」
灯りを消し、アルが出て行く。
少し目を瞑っていただけで、朱夏はあっという間に眠りに落ちていった。


