「久しぶりだし、俺も混ぜてもらおうかな。葵王もどうだ?」
「そうですね・・・・・・。ククルカンの兵士とは、手合わせしたことがないので、お手柔らかに頼みます」
「俺が相手だよ」
「・・・・・・きついなぁ」
苦笑いしながら、葵は羽織っていた外套を取って、朱夏に渡した。
夕星が、立てかけてある稽古用の剣を投げて寄越す。
葵が宙で受け取ると同時に、夕星は踏み込んだ。
「!!」
ガッという音と共に、夕星と葵の剣が合わさる。
剣を合わせたまま、夕星は器用に外套を取り、放り投げた。
朱夏が、慌てて受け取る。
二合、三合と剣を合わせる夕星と葵を、朱夏はぼんやりと見つめた。
横から先の兵士が、ほぅ、と息をつく。
「葵王様は、見てくれのわりには、なかなかな腕前ですな。穏やかそうな外見に似合わず、なかなかに鋭い太刀筋のようです」
そして、ふと朱夏を見て、にこりと笑う。
「そうですね・・・・・・。ククルカンの兵士とは、手合わせしたことがないので、お手柔らかに頼みます」
「俺が相手だよ」
「・・・・・・きついなぁ」
苦笑いしながら、葵は羽織っていた外套を取って、朱夏に渡した。
夕星が、立てかけてある稽古用の剣を投げて寄越す。
葵が宙で受け取ると同時に、夕星は踏み込んだ。
「!!」
ガッという音と共に、夕星と葵の剣が合わさる。
剣を合わせたまま、夕星は器用に外套を取り、放り投げた。
朱夏が、慌てて受け取る。
二合、三合と剣を合わせる夕星と葵を、朱夏はぼんやりと見つめた。
横から先の兵士が、ほぅ、と息をつく。
「葵王様は、見てくれのわりには、なかなかな腕前ですな。穏やかそうな外見に似合わず、なかなかに鋭い太刀筋のようです」
そして、ふと朱夏を見て、にこりと笑う。


