「ああ。じゃあ、お前の品、一ついただくぜ。元々俺は、お前のところに、買い物に来たんだからな」
「わかったよ。ついでに、店番も頼む。何か良いモンがあったら、適当に作り変えてもらってもいいからさ」
「全く、人使いの荒い奴だな。まぁいい。ほれ朱夏、楽しんで来い」
勝手に話を進める二人に、朱夏は慌てて憂杏に詰め寄った。
「ちょっと。何勝手に決めてるの。あたしはまだ、この人のこと知らない・・・・・・」
「なに、大丈夫大丈夫。良い奴だぜ。それになぁ」
軽く言いながら、憂杏はふと言葉を切ると、ぐい、と朱夏の肩を引き寄せて、耳元で声を潜めた。
「お前も葵ばかりに構ってないで、他の男に目を向けろ。お前、そっちに関しては、まるっきり初心(うぶ)なんだから」
「な~~~っ! 何言ってんのよっ!」
赤くなって食って掛かる朱夏に、にやにやと笑いかけ、憂杏はひらひらと手を振って、ユウの天幕に入っていった。
「さて。じゃあ行こうか」
背後からの声に振り向けば、ユウが笑って手を差し伸べている。
憂杏に妙なことを吹き込まれたせいか、変に意識してしまって、朱夏はその場に棒立ちになってしまった。
「わかったよ。ついでに、店番も頼む。何か良いモンがあったら、適当に作り変えてもらってもいいからさ」
「全く、人使いの荒い奴だな。まぁいい。ほれ朱夏、楽しんで来い」
勝手に話を進める二人に、朱夏は慌てて憂杏に詰め寄った。
「ちょっと。何勝手に決めてるの。あたしはまだ、この人のこと知らない・・・・・・」
「なに、大丈夫大丈夫。良い奴だぜ。それになぁ」
軽く言いながら、憂杏はふと言葉を切ると、ぐい、と朱夏の肩を引き寄せて、耳元で声を潜めた。
「お前も葵ばかりに構ってないで、他の男に目を向けろ。お前、そっちに関しては、まるっきり初心(うぶ)なんだから」
「な~~~っ! 何言ってんのよっ!」
赤くなって食って掛かる朱夏に、にやにやと笑いかけ、憂杏はひらひらと手を振って、ユウの天幕に入っていった。
「さて。じゃあ行こうか」
背後からの声に振り向けば、ユウが笑って手を差し伸べている。
憂杏に妙なことを吹き込まれたせいか、変に意識してしまって、朱夏はその場に棒立ちになってしまった。


