「確かに、アリンダの素行の悪さは、目に余る。だからこそ、夕星にしっかりして欲しいというに、あやつときたら、勝手にナスルについて、アルファルドに行ったかと思えば、処刑されそうになったり・・・・・・。宰相の位に就いて、私に近づくことになるのを厭うておるのだろうが、才能があるのだから、それを使って抑え込めば良いのだ」
「え、夕星殿は、ナスル姫様とご一緒に、こちらに来られる予定だったのですか?」
アルファルド王が、驚いたように言う。
ナスル姫が到着したときも、そのような話は一切出なかった。
途中で別れたとも、聞いていない。
が、朱夏は、あ、と小さく声を上げた。
「そういえば、二人で星見の丘に行ったとき、確かにククルカンの一行と一緒に来たって、言ってました」
「お前はまた、あんな遠くまで行っておったのか」
炎駒に睨まれ、朱夏は肩を竦めた。
皇太子は興味深そうに、朱夏を見つめていたが、アルファルド王の視線に、話を続ける。
「いや、予定には入れておらん。勝手について行ったのだ。しかも、どうやら途中で離れたようだし。それで、急ぎナスルに、捜索を頼んだのだ」
それで、ナスル姫が何かを捜している風だったのかと、朱夏は一人で納得した。
「え、夕星殿は、ナスル姫様とご一緒に、こちらに来られる予定だったのですか?」
アルファルド王が、驚いたように言う。
ナスル姫が到着したときも、そのような話は一切出なかった。
途中で別れたとも、聞いていない。
が、朱夏は、あ、と小さく声を上げた。
「そういえば、二人で星見の丘に行ったとき、確かにククルカンの一行と一緒に来たって、言ってました」
「お前はまた、あんな遠くまで行っておったのか」
炎駒に睨まれ、朱夏は肩を竦めた。
皇太子は興味深そうに、朱夏を見つめていたが、アルファルド王の視線に、話を続ける。
「いや、予定には入れておらん。勝手について行ったのだ。しかも、どうやら途中で離れたようだし。それで、急ぎナスルに、捜索を頼んだのだ」
それで、ナスル姫が何かを捜している風だったのかと、朱夏は一人で納得した。


