「なぁ、椎! あのマネージャーのセンパイ可愛くね?」 なんか、 いやな予感はしたさ。 けど、 当たるなんて思ってなかった。 それが、 葵夏センパイだったわけだ。 だけど・・・・・・ 智志はセンパイに呼び捨てされて ねぇじゃん? だから、 勝ち目あるかもしんねぇ。 だけど・・・・・・俺きっと 分かってた。 センパイが俺に対して恋愛感情が ないことくらい。 きっと分かってたことなんだ。 だから智志が・・・・・・ 「俺明日センパイに告るな?」 そう言ってきたとき、 焦ってしまったんだ。