「か、カナメー!!!!!」 バタンっ。 「閉めちゃった…」 ママが怖すぎて ドア閉めちゃった。 静かに ゆっくり開け直すと、 ドアの前に 変な顔をしたママがいた。 「こんな時間まで学校にも行かないでどこ行ってたの」 怒ったような 呆れたような… そんな感じで ママが言った。 「…い、壱瑚くんのお家に」 「まっ、カナメ彼氏ができたのー?」