……なんて言おうか。


頭を悩ませながら、駅のホームへと向かう。


もうすぐ電車がホームに入ってくる。


そして、いつも通り、電車の中に菅沼さんがいて……。


いつもなら……


迷わず6両目へと向かう足が、進まない。


さっきのアイツが言ってたように、ちゃんとケジメつけなきゃ、だよな。


そうしないと、


結果的に、菅沼さんを困らせる事になる。


友達でいたいっていうのは、


やっぱり、オレの勝手だよな……。