「……寝てるじゃないの」 閉じられた瞼で睫毛の長さにため息が落ちそうになる。結ばれた薄い唇からは寝息さえ聞こえない。上品な寝方だわね。 思わず、生きてるのか胸に手をあてて確かめてしまう位、綺麗な寝顔だった。 「…お疲れ、関谷」 メリークリスマス。 小さく呟いてそっと黒髪を撫でる。 明日は休日。このままただゆっくり、あんたと時間を過ごすのもいいかもしれない、だなんて。 苦笑を漏らせば関谷が僅かに体を動かせた。 to be continued...