関谷の視線を全身に感じて、居心地悪い。キスをただのスキンシップと思っているなら根本的に考え方が違う。もう、なんであたしは毎回、毎回こいつに振り回されてるのか。耳元に落ちた甘い響きに囁かれたのが自分の名前だと思えない。 無差別な色気はしまっておいて欲しい。 関谷はカレーを掻き込むように食べると、「んまい」と言ってきっちりおかわりしてくれた。