「…カレー出来てるから」 力の抜けた腕の中からソロソロと抜ければ、関谷の切れ長の瞳と視線がぶつかる。 「腹減った」 「分かったから」 「キスしていい?」 「へ?」 リアクションをとるまでもなく塞がれた唇。 「…っん」 深く、執拗に絡む舌が、ぞくりと背中に刺激を与えて、それでも足りないとあたしに果てしなく甘いキスを落とす。 息が、出来なくて、 力が抜ける、 だから、もう、 「せ、…せきっ」 力の入らない腕でやっと関谷の胸を押した。