しばらく泣いていたらコンコンとドアを叩く音がした 「…は…ぃ」 「あっ俺だけど入っていいか?」 裕か… でも今入ってきたら泣いていたのがバレちゃう きっと私が病気の事を知ったと言えば裕もお母さんも気をつかう だからまだ知らないって事に決めたの 「ごめん…裕。今ちょっと具合悪いみたいだから休ませて」 「そうか。分かったゆっくり休めよ」 やっぱり優しいね…。裕は 「うん。後、今日はありがとね」 「おぅ。またな」