【裕Side】 あれからしばらく川辺に寝そべっていた 「そろそろ帰るか」 夕方は少し寒くてポッケに手を入れると一枚の紙切れが入ってた なんだこれ 身に覚えのない紙だった 広げてみると 「これって あの日信矢に貰った紙」 その紙を見たらお昼俺は自然と携帯を開いていた プルルルプルルル 誰もいない川辺に携帯の着信音だけ響く