翌日―――

エレベーター前で小暮くんにあった。


「昨日はありがと。」

「使った?」

「うん。いい香りだね。髪質もよくなりそうだし。」

「だろ?俺も今朝使った。」

「ほんと?」



ちょっと近づくと・・


「うん、いい香り。」



小暮くんからも同じ香りがしてた。


すると小暮くんが私の髪を触って・・・



「うん、いい感じ。」


そう言って微笑まれたから・・・



ちょっとドキドキした。






幼稚園のときのことが分かって

なんだか前より身近になった

話し方とかも気軽になった



ただそれだけ


他に変わったことなんてない



そう・・・



友達って感じ?




だったんだけど・・・