ここで、俺とひかるの関係は崩れかけた。 ひかるはどう思っていたんだろう。 ひかる…。 真実を知っても、俺にきっと優しくしてくれるんだろうな。 きっと、俺にはそれが苦しみでしかない。 これ以上、誰も−…。 “アト二回ダ…アト二回デ、オ前ハ…!” あと二回。 このちからを使う事で、俺は存在を失う。 それまでに…『光』を救わなければ…! “師”に、言われたんだから−…!