「泰斗……お前、変態だな。」 「おっ!やっぱり女の子いるじゃーん。」 赤髪君の言葉が聞こえていたのかいなかったのかは分からないが、無視して私のところにきた。 爽やかな笑みを浮かべて。 「はじめましてー。俺、櫻木 泰斗(サクラギ タイト)っていうんだよねー。 キミの名前は?」 『山本です。』 「下の名前は?」 『教える義理がないです。』 「ガード堅いねー。」 そんな警戒しないでよ、と言ってくるチャラ男。 いや、警戒するから。 女の子の匂いが分かるとか変態だしチャラいしキモイし。