男の子はそっと片手を握って、もう片方の手をポケットに入れた。 ポケットから何かを取り出して、私に渡してくれたんだ。 「これあげるから泣かないで?」 男の子がくれたのは飴玉3つ。 「僕はイチゴ味が好きなんだけど、男の子がピンクってちょっと恥ずかしいんだよね。なんで水色の飴でイチゴ味がないんだろう。どこ探してもないんだよね。なんでだろう。」 「ぷっ…」 「あ、笑った!」 「だって面白いんだもん。」 「えへへ♪」 「名前はなんてゆーの?」 「僕はね、」