勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】






長い沈黙が続いた。


「あのさ。」


沈黙を破ったのは希夢。


「お前、シャワー浴びて来いよ。雨水って気持ち悪いだろ?」


「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」


「あぁ。」


「食器は後で洗うね。」