「え…?」


白い大きな家。


薄緑の屋根に、カフェみたいなデッキ。


「絆奈のお屋敷みたいにデカくはないけど…さ、入って。」


「うん。」


あたしは一歩希夢の家に踏み込んだ。


気付くと、あたしの白いワンピースとブーツはぐしょ濡れだった。