彼女自身、もしかしたら気を使ってこんなことをしているのかもしれない。 (けど、いつもこんな感じだった様な気も…) うーんと彼女の存在を忘れてひとり思考を巡らせる。 「真帆ってば!」 「うぇ…?」 「やっぱり聞いてない!」 プクゥと頬を可愛らしく膨らませる。 それをじっと見つめた後、真帆は何を思ったのか手を伸ばしてそれを潰した。 「ブッ!」 「……クック」 瞬時に顔を背け、笑いを堪える田原。