そしてやって来たのは大きな海底トンネル。 都内でも有名で、これを見に来る人が大勢いるらしい。 「わぁ〜…キレー…」 あたしは思わず声を漏らした。 「水樹」 あたしは“ん?'と言いながら戸田さんを見た。 ――チュッ リップ音と共に離れた唇。 ……え? 「隙あり♪」 戸田さんはそう言うとあたしから離れた。 なっ…… 何考えてんのーっ!? 「な、何してんの!?戸田さんっ!!人の前で…」 「ん?だって、みんなしてるし」 「は?みんな?」 あたしはふと回りを見た。 ……え…?