「――大丈夫ですかっ!?」
救急隊員の人達があたしと戸田さんに駆け寄ってくる。
「戸田さんを助けて下さいっ!!お願いしますっ…!!」
あたしは必死になって救急隊員に言う。
「はい。大丈夫です!!必ずお助けします!!」
救急隊員は戸田さんをタンカーに寝かせて、救急車に乗せると去っていった。
「…行かなきゃ」
あたしは再び校内に足を踏み入れる。
上から銃声が聞こえる。
みんな…
あたしは急いだ。
でも…
戸田さんが心配で思うように足が動かない。
「――大人しく銃を捨てろ!!そうすれば生かしておいてやる!!」
そこには、犯人に追い詰められた桐島ちゃん達の姿。
アイツだ…
戸田さんを撃ったのは。
なんで!?
だいたい素人にあたし達、プロが手こずるワケがないのに…
もしかしてアイツは…
同業者?
「――嫌だね。」
廊下に響いた桐島ちゃんの声。
マズイ!!
「うっ…うらぁぁーっ!!!!」
犯人は銃を桐島ちゃんに向ける。
――これ以上、誰も犠牲になんかさせない!!
―――パンパンパン!!!!
あたしは犯人の太股、銃を握っている右腕を撃った。

