「そっか。良かった……」 戸田さんは安心したように肩を落とした。 「あたしと美姫は親友だから。そう簡単には壊れないよ♪」 あたしはピースサインをした。 「はは、そりゃ良かった。これからもその調子で仲良くしてろよ?」 戸田さんは優しく笑った。 こんな幸せがずっと続くといいな。 あたしは心から そう思っていた。