でもあたしは両親の反対を押し切り、自分の道を進んだ。



それはあたしの2人の兄も同様。


兄の影響もあったのかもしれないけど



あたしは今の仕事に強い好奇心を持っていた。



自分の命を懸けてでも、誰かを助けてみたい。



人の役に立ちたい。



そう思ったんだ。



「先輩方、何か飲みますか?俺買ってきますよ」



ハルカが立ち上がった。



「ありがと!!んじゃあたし達3人、コーヒーお願い」



「分かりましたー」



ハルカは財布を持って部屋をあとにした。



緊張した空気が流れる。



まぁ普通になんかしてらんないよね。



出来るわけがない。



窓の外を見ると、



眩しいくらいの太陽があたし達を照らしていた。



任務開始になったら…



あの光もなくなる。



そう



なくなるんだ……