「ふぅ……」
パタン、とケータイを閉じる。
ありがとな、水樹。
お前がいてくれることで俺はかなり助かってる。
1人じゃないと思える。
俺はデスクにケータイを置くと、ソファに移動し、体を預けた。
あ〜…寝そう……
最近忙しかったし、やっぱり夜勤はキツいな……
とは言ってもしょうがないことだけどな。
その日の夜勤は俺や桐島さん、司令官がいた。
3人で他愛もない話をした。
桐島さんは彼女がいないこと。
いや、正確に言うと“作らない'ということ。
何故なら自分が死んだ時、相手を悲しませたくないから…
司令官には決まった女がいないこと。
司令官。“生きてる実感が湧かねぇから寄ってくる女抱いてんだぜ?'なんて笑いながら話してましたけど、少し寂しそうでしたよ?

