「――水樹。一緒に戦おう」
「…戸田さん……」
あぁ、あたし、なんで気付かなかったんだろう。
1人で突っ走って……
心配してくれていた仲間がこんな近くに、こんな大勢いたことに。
「――あったりまえじゃん!!みんな着いてきてよ!!」
あたしはガッツポーズをした。
「水樹は危なっかしいからな!!気を付けてくれよ!!」
桐島ちゃんが笑いながら言ってきた。
「こっちのセリフだよっ!!」
「よし、じゃあ日本を発つ日程を教える。今月の10日だ」
ってことは、12月10日?
「任務が終了次第、こっちに戻ることになる。マフィアはかなり強いから心してかかれとのことだ」
「「はい」」
マフィア…か……
みんな怪我なく無事に終わればいいけど……
あたしはやっぱり心配になった。

