「だって…死ぬんだよ?もし今回失敗したら死ぬんだよ!?マフィアなんて普通じゃない……平気で人を殺す!! あたしはっ…自分はどうなろうが構わないけどみんなが傷付くのは見てられない!!」
「水樹……」
あたしは必死に訴えた。
仲間を失いたくない。
ただそれだけだった。
「――バーカ。何カッコつけてんだよ!!お前は!!」
いきなりピンッとデコピンされて、あたしはおでこを押さえる。
「き、桐島…ちゃん……?」
あたしの目の前には桐島ちゃんの姿が。
「お前は人が良すぎんだよ!!ちょっとくらい悪者になったらどうなんだよ(笑)」
「だ、だって……」
「お前の気持ちはよく伝わったよ。ありがとな?俺達のこと、そこまで考えてくれてて。でもな、水樹。俺達は仲間なんだ。何でも1人で抱え込もうとするな。俺達がいるんだから」
「そうっすよ水樹さん!!もっと頼って下さいよ〜!!」
「ハルカ……」
「水樹。あたしはアンタが大好きよ!!(笑)いつでも頼りなさい!!」
「美姫……」
「お前は1人じゃない。忘れるな」
司令官が腕を組みながら言った。

