でも、これが私の運命だったんだろうな。 それに、これは『始まり』に過ぎなかった。 とりあえず、 今は、後先考えないで、 行動するのもいいかもしれない。 嬉しくて泣いてる社長や、 隣りで笑ってる遠夜を見て、 これからの不安は、薄れていった。 私なら、出来るかもしれない。 遠夜となら、出来る。 …心から、そう思えたんだ。