「部屋に戻ろうかエリシャ」 「ジャック…あなたさっき何で`すまない'って…」 「気にしないでくれって言いたいけど…気にしますね…やっぱり」 「言いたくないの?」 「……いつか話す…じゃあダメですか?」 「わかった…いつか話して、ジャック」 「……はい…ほらもう部屋に戻りましょう?わたしが紅茶でも淹れよう」 「…私にも淹れ方を教えてくれる?」 「えぇいいでしょう」 ニコッと笑うジャック 紅茶の淹れ方は教えてくれるのに、あの女性のことは教えてくれないんだね