「レイチェル!!」
「…………………」
「ど、どうしたんですか!?
こんなにビショビショになって…とりあえず入りなさい」
―パタン…
レイチェルにタオルとミルクティーを渡して座らせた
「何があったんですか?」
「…実は今日お葬式だったんです」
「えぇ!!…っと…誰の…??」
「前から容態は良くなかったんですが父と母が同じ病気で…昨日家に帰ったら連絡が来て…」
「…うん」
「…病院からで行ってみたて
今日息を引き取ったんです」
「…………」
レイチェルは下を向いたまま泣きながら話してくれた
「…わたし…弟がいるんです…まだ16歳で自立させるなんて…できなくて」
「…ほかにご家族は?」
「…仲があまり良くなくて」
「…そうか」
「…だから、私…もうここにいられません…都会で働かないと…」
「…そんなっ!」
言いかけたところでわたしに止める権利はないと気づいた
でも…こんなに良い助手を手離すなんて…
いや……違う
彼女は助手ではあるが…
わたしの中ではもっと
彼女は大切な人なんだ
まったくイイ歳したわたしが…



