『……寂しいわ……』
「レイチェルってずっと
ここにいたの!?」
『そうよ、ずっとね
あなたがこの部屋にきて
ものをぶち壊した
ことも…知ってるわ』
「ご…ごめんなさい…」
『良いのよ!仕方ないもの』
「……優しいのね」
『ん~…私もビックリしてるわ
私、こんなに心が広かったかしら?』
「あはは!自分で言う?」
『……ふふ…そうね』
「……ジャックが惚れた意味が
今分かる気がする……」
『…そう?でもね私、思うわ…
ジャックは私以上にあなたを愛している
見てて分かっちゃうもの
愛されていなかった訳じゃない
だけど、私の見たことないような顔を
あなたには見せるの』
「そっそうなの?」
これは喜んで良いの?
ダメなの?
わ…分からないわ



