「ねぇジャック、全部の窓の鍵閉めた?
忘れ物はない?」
「鍵も閉めたし、忘れ物もないよ」
「そ、そう!」
「不安?」
「……ちょっと…だけ」
「大丈夫さ…エリシャは
もっと気楽に楽しめば良いよ」
「…うん」
「まぁ気持ちは分からなくはないよ
ここに居れるのもあと10分ぐらいだ」
「…ふー…ん」
「わたしはちょっと庭に行くよ
エリシャも行くか?」
「いっ…」
『来て、エリシャ』
「行かないわ…私は…
レイチェルの部屋に行ってくる
パズルのピース私が持ったままなの」
「わかった、じゃあ時間になったら
呼ぶよ……」
「うん…」
さっき…声が聞こえた
『来て』
あの声はきっとレイチェルだ



