「…ファインズさんあなた
分かってるでしょ?
彼女があなたを慕っていると…
本気…だと思いますよ彼女は」
「…君はよく人を見ているね
わたしの心も見透かされているかな?」
「…はぐらかしてますけど
いつかはちゃんと言うべきですよ?
期待させるだけさせて
一緒に居たとしても彼女は
あなたを求めるはずです
そうなった時あなたは
どうするんですか?
昔に愛した彼女と今の彼女は
違いますよ」
「…痛いほど分かってるよ」
「やっぱり罪を犯すことは
いけないことですね
あなたを見ていて、そう思いますよ」
「……皮肉を込めるのも上手いね君は…」
「…誉め言葉として
受け取っておきます」
アレックスは皮肉たっぷりにそう言って
ニコッと微笑んだ



