晩御飯の時間になっても
まだトムは帰ってこない
「トムはどうしたの?アレックス」
「…大丈夫だと…思うけど
あのさ母さん」
「なんだい?」
「死んだ人がさ生き返るなんて
そんな非現実的なこと
起きないよな?」
「何言ってんだいアレックス
そんな神様じゃない限り
無理でしょ」
「……神……」
「そうだよ人間は皆
神様に与えられた命で
生きてるんだ…
悪く言うと
生きるも死ぬも神様次第
だから神様を大事にしないとね」
「うん…」
ガチャ!
「ただいま」
「トム!こんな時間まで
どこに居たの?
おばさん心配したんだから!
よかったわ無事で~」
「ごめんなさい……」
「…良いのよ…無事なら…
でもトムはあたしたちの大切な家族なんだからね
家にはちゃんと帰ってきて
あなたの家はここなんだから」
「…うん…」
母さんが晩御飯を温めに
行ったのを確認して
「トム…大丈夫か?」
「さぁ…でもちゃんと博士に
会いにいくって決めた」
「ホントか!」
「…あぁ…」



