博士の家に到着した
眺めの良い場所だな…
でも村からは離れていて
寂しいとも思った
ベチャ!!
「トム…何書いてんだよ」
「…………………」
黙ったまま何か文字を書いている
「`堕天使'ってお前…」
「言葉どうりさ」
ガサ!
家の反対側に誰か居るのが分かった
太陽が反対側にあって顔が少し暗く見える
「誰だアンタ?」
トムは目を細めて言う
「私は…エリシャ」
「知らねぇ名前だな……」
太陽が雲に隠れて顔がハッキリしてきた
「おいトム、この女何か…」
「……私?」
―綺麗な長い黒髪に
透き通るようなグリーンの瞳
薄ピンクのドレスを着た
「お前の名前は……
ホントにエリシャなのか?」
「そうよ…」
「……この家の奴か?」
「そうよ」
トムは目を見開いて…
動けないでいる…
当たり前だ…そこにいる女は
死んだはずのトムのお姉さんだから…



