それだけだったけど涙が引っ込んだ。 …なんか、私変なの。 「「「ごちそうさま!」」」 「片付けるからお風呂入って来なよ」 そう言ったらしゅーちゃんがまた不適な笑みを浮かべて近づいて来て耳元で、 「咲、一緒に入る?」 って囁かれた。 囁かれるのはゾワッとするなあ。 「えー、じゃあ片付けたらね?」 私がそう答えたら机を拭いていた龍ちゃんが睨んできた。