翌日は、朝六時に起きて、四人は朝日を見た。
なぜか海から昇ると決め付けて浜に降りたが、
反対側から昇り始めた太陽に、叫び声をあげ、笑いながら朝日に向かって走った。
そうして、オレンジ色の朝陽に染まりながら、
コンビニで買ったポーク卵おにぎりとさんぴん茶を朝食にした。
夜のうちに雨が降り、雲一つない快晴。
四人は車に飛び乗った。
海には瑠璃色の帯。
ガラスボートに乗り、船底に広がる珊瑚と美しい魚の群れを見た。
昼は、漁港から新鮮な海の幸を買って帰り、みなで料理した。
太陽と知也に急かされ、少しだけ海にも入った。
何もかもが、明るく、鮮やかで、眩しかった。
明日には、この旅が終わる。
その淋しさが四人を包んだのは、海で冷えた体をシャワーで温めた後だった。


