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その後の買い物は、人目があるので、四人が固まって出歩くことはできなかったが、
揃いの服を色違いで揃え、花火や食料品を買いこんだ。
四人が宿泊先に着いたのは、四時過ぎだった。
夕食まで女子は休んでいいと言われて、体力のない広香はソファーに倒れこんでいた。
木綿子は、アメニティを調べたり、部屋をチェックしている。
矢楚がとってくれたのは一般的なホテルではなく、コテージタイプの宿泊施設だった。
敷地内に、似たような小さな家が八棟点在していて、それぞれに広々とした庭がついていた。
ビーチまで徒歩五分という最高の立地だったが、
冬場のオフシーズンだということで、客は広香たちしかいなかった。
矢楚は、二棟を並びで借りていた。
隣のコテージで、知也と男の料理を作ってくれている。


