光の子




家に居場所のない、
夢も目標もない女の子が、

親に甘えて反抗していただけの男の子にしがみついて。

体育教師の夢を、だめにしてしまったのだから。




ここからは。

広香への懺悔も込めて話すわ。


お父さんに離婚して欲しいと言われたお母さんは、
お父さんへの怒りにとらわれた。


お父さんの家の人たちには、いつか帰ってくるから、広香とこの家で待ってほしいと言われたのに。


どうしても、お父さんを許すことができなかった。



それで、何とか、お父さんの家を出る方法を考えた。