光の子




気付けば、周りは大学進学や就職に向けて、
ぴんと張りつめていて。


それまで、いっつも一緒だったバスケ部のみんなも、気持ちを切り替えて、それぞれの道を歩み始めていたのに。


お母さんは、空っぽの自分に戸惑って、進めずにいた。


そのときにね。

また、お父さんが、お母さんを必要としてくれたの。


今度は、彼女になってくれ、って。