矢楚は、母が可哀相だった。 とりあえず、体だけでも休ませてあげなくては。 「母さん、今日から姉さんたちの部屋で寝たら? きっと、ぐっすり寝れるから」 母は、かすかに微笑んで、ありがと、そうするわ。 そう言って二階に上がった。