「まさか、もう会わないつもりじゃないよね」 青ざめた顔で健人が尋ねたのを目にして。 広香は、この場にいるのを今更ながら、ためらった。 「あなたは、柊太の父親だから。 私たちがどうあっても、この子に会う権利もあるわ。とにかく、今後のことは、また後日話しましょう。 今日のところは、奥さんと帰ってください。 広香、柊太を」 母に促されて、広香は健人が抱いている柊太を受け取った。 健人は更に何か言いたげに母を見つめたが。 母の断固とした態度の前に、その場を去る以外無かった。