そしてアタシはその甘い香りのするほうへと急ぐ。 確かここの細い路地を入って…。 あった! この店だ! アタシはそっとその店のドアを開ける。 開けると同時に可愛いベルの音がする。 カランカラン…。 「いらっしゃいませ…あ…」 「え?」 「こないだウインドウに張り付いて商品見てたお客さん…」 覚えられてた。 なんかカッコ悪。