真っ赤な顔でそういう優に

陽子と愛は感激したような顔で叫ぶ。







「そんなん、ちっとも遅くないよ!」


「せやで!せっかくなんやし…ほんま絶対そっちのが特別な思い出になるって!な、大輔いまからでも予定変更したらええやん!?」


「いや…でもホンマにええん?」





優が無理してるんじゃないかと心配で、俺が優を見ると、優は真っ赤になったまま、こくんと頷く。










「でも俺……家なんも準備してへんねんけど」


「アホか!!そんなんどーでもええやろ!!お前それでも男か!」




陽子が俺の背中に飛び蹴りする。








だって……そんなん言うけど……

ほんまにええん?!って思うやん!