血を飲まれすぎてることに気づき、走って保健室。



北斗の応急処置で俺の血を抜いて蜜に輸血した。



あとは薬…。



「大丈夫だよな?」

「危なかったな…」

「アイツ…許さねぇ…」

「やめとけ。アメリカ国籍でしかも継承者の兄貴になるヤツだろ?消したら大事になる」

「知るかよ。蜜をこんな目に遭わせてタダで済むわけねぇ」



北斗に説得され、渋々半殺しで勘弁してやることにした。



のうのうと授業に出てる尚をそのまま窓ガラスごと中庭に吹っ飛ばした。



「尚っ!!なにすんの!!」

「部外者は黙ってろ。殺されたくなきゃな」

「ちょっ…」



ボッコボコで見れないくらいにしてやれ。



中庭に倒れてる尚を更に殴った。



消える寸前までやってやる…。



「紫様っ!!」

「ん?理事長、どうした?」

「やりすぎです!!」

「ならやめてやる。二度とアイツに近づくなよ」


頷いた尚を見て、やっぱりムカついた。



結婚しても蜜から目を離すべからず。



今度こそ監禁決定だ!!