急いで昼ごはんを食べて、図書館へ向かった。 柏木はまだ来てなかった。 3分…5分… ぁーまだかよ!!!!! 僕ってこんな気が短かったっけ? そんなこと思ってると、ドアが空いた。 近づく足音。 柄にもなく緊張しまくりだ。 「桐谷クンいるかな……あ、居た!!ゴメンネ遅くなって」 そう言いながら小走りに僕のもとに来る柏木。 可愛い…。 嬉しくてたまらなかった。